ソフトバンクグループ(9984)の株主優待制度は終了しています。最終回となった2019年の優待では、対象の携帯電話や家庭向けインターネットサービスの料金を割り引きました。
この優待制度は終了していますソフトバンクグループの株主優待は、2019年の第35回が最後でした。携帯電話・ブロードバンド事業を営むソフトバンク(9434)には、別の株主優待制度があります。同社のFAQは、ソフトバンクグループ(9984)の株式を100株保有していても対象外と明記しています。
通信料金の優待はどう変わったか
-
廃止の理由は株主への公平な利益還元
ソフトバンクグループの取締役会は、株主への公平な利益還元のあり方を検討した結果、制度の廃止を決めました。同じ発表では、一株を二株にする株式分割と、同社が実質的な倍増と説明する年間配当予想を示しました。第35回が最後の優待となりました。
-
お父さんグッズから料金割引へ
2013年の変更前は、条件を満たす携帯電話の新規契約者が、10,000円分の商品券か、ソフトバンクのCMに登場する白戸家のお父さんグッズを選べました。お父さんは人の言葉を話す犬で、このCMシリーズは2007年6月に始まりました。
ソフトバンクはこの優待を改め、対象の新規契約では「ホワイトプラン」の月額基本使用料980円(税込)を6か月無料にしました。変更は2013年3月31日時点で100株以上を保有する株主向けの回から適用されました。
-
携帯電話の還元は郵便小為替で
ソフトバンクは、従来のYahoo! BBの優待に携帯電話を加えました。対象株主が携帯電話を新規契約すると、一回線に限り10,000円のキャッシュバックを郵便小為替で受けられました。端末を「新スーパーボーナス」用販売価格で購入する必要があり、法人回線は対象外でした。
-
Yahoo! BBとBBフォンの月額料金を無料に
2003年の制度では、Yahoo! BB(12M/8M)とBBフォンの対象となる月額料金が、100株から999株の保有で1か月、1,000株以上で3か月無料になりました。NTTの回線料金、BBフォンの通話料、税金は別途かかりました。
かつての優待内容
最終回の優待では、ソフトバンクとワイモバイルの対象プラン、対象の家庭向けインターネットサービスの料金が6か月間割引となりました。三つの優待は併用できました。
携帯電話とタブレットの料金
ソフトバンクの携帯電話は月額最大1,000円、同社のタブレットとワイモバイルの携帯電話は月額最大500円の割引でした。金額はいずれも税抜です。通信料金が対象で、端末の分割支払金は含まれませんでした。株主一名義につき、ソフトバンクの携帯電話一回線とタブレット一回線に加え、ワイモバイルの携帯電話一回線まで利用できました。
家庭向けインターネットの料金
対象の光回線プランは、サービスや住居形態に応じて月額950円から1,450円の割引でした。対象のADSLプランは、月額372円から1,490円の基本料が無料になりました。SoftBank Airは月額基本料から1,000円の割引でした。金額はいずれも税抜きです。光回線とAirの対象は「ver エンジョイネット」と付くサービスで、インターネット優待は1人1回線まででした。
対象となった株主
2019年3月31日時点で、ソフトバンクグループ株式(9984)を100株以上保有している必要がありました。
サービスの契約も必要
最終回の優待は株主本人または家族が対象でした。家族の携帯電話に適用する場合も、株主本人が同じ通信会社の対象サービスを契約し、家族向けの適用条件を満たす必要がありました。家庭向けインターネットは、設置先と株主名簿の住所が一致していることが条件でした。当時のFAQは、グループ各社のサービスをその時点では日本国内でのみ提供していたため、海外居住者は優待を利用できないと説明しています。
証券会社を通じた保有
株式は本人名義で株主名簿に記載されている必要がありました。
当時の申請方法
申請には、2019年6月19日に発送された期末配当金計算書の八桁の株主番号を使いました。申請先は株主向けウェブサイトで、店舗では受け付けていませんでした。前回の利用者の一部には、最終回の条件を満たす場合に優待が自動適用されました。
日程と期限
当時の規定には、最低保有期間を特定する記載はありませんでした。
- 保有株式の基準日
- 当時の申請期限
- 優待の適用期間
- 最終回の優待では、6か月間の料金割引を受けられました。ソフトバンクの携帯電話の割引は申請日の翌請求月から適用され、最短で2019年8月請求分からでした。
- 制度終了日
補足情報
ソフトバンク株式会社のPayPay優待
2015年7月1日、旧ソフトバンク株式会社はソフトバンクグループ株式会社に、ソフトバンクモバイル株式会社はソフトバンク株式会社に社名を変更しました。それ以前の「ソフトバンク株式会社の株主優待」は、現在のソフトバンクグループの制度を指します。リンク先のソフトバンクのページでは、9434株式を対象とする現在のPayPayの優待を説明しています。